~2F床下地張りから棟木納めまで~
つづきまして、
H様邸 上棟祭 2F床下地張りから棟木納めまでをご報告いたします。
今回は 大工人数も多かったので
棟木納めも祭儀までに十分間に合うと判断し
2Fの床下地を先に張ることにしたようです。
これをすることによって
2Fからの作業が安全かつスムーズに進むと判断したからです。
今回の2F床下地は、
厚み28mmの実付構造用合板を使用しています。
事前に柱かぎや長さなどを全てカットしていたので、
作業がはかどり短時間で終わりました。
床下地を張り終わると 足元を気にせずに安全に作業することができます。
2F柱組みです。
どんどん作業が進みます。
こうしてみると、 なんてのどかな環境の中にいるのでしょう。
1Fに続き またまた、登場!
継手なし全長11m50cm 1本木の桁と母屋たち。
静かに出番待ち。
次々に桁と同じ長さの長~い母屋が組み込まれていきます。
大工職人たちが棟梁の掛け声と共に、
掛け矢をそろえて一気に母屋を納めていきます。
掛け矢の打つ面が、桁の上面とピタリとそろっています。
(木材にキズが付きにくく、ガッチリと木組みができます。)
棟梁が書き入れた棟札 。
棟札を棟木に取付中!
うおお~~っつ!! 大迫力!!
久万小学校よりも長く、向こうに見える山々と同じくらい長~い棟木です。
あっ、それって遠近法でした・・^^
しかし、11m50cmの1本の木って、あらためて迫力を感じるのであります。
これから、棟木を納めていきます。
ここで、 H様親子(施主さま&長男のT君)が棟木納めに参加。
上棟祭最大の見せ場。
H様親子と当社職人による全員で
千年も万年も永遠にH様ご家族が栄え続きますように・・。と願いを込めながら
「千歳棟!万歳棟!永永棟!!」
の掛け声とともに 3回掛け矢を振りおろし棟木を納めます。
棟木納めも無事終わり、全員がホッとしています。
H様親子はとても感動されていました。
棟木のお清め用のお酒が、空から・・・
と思いきや、レッカーにより棟木まで届けられました。
家と家族の安全と健康を願いながら 棟木に奉献のお酒で清めます。
棟梁の掛け声と共に全員で乾杯!
つづく