土台敷き
来週(4月5日 金曜日)の上棟祭に向けて、
松山市『わ』の家の土台敷き工事を行いました。
アンカーボルトの位置が、ひとつ、ひとつ異なるため、
一か所ずつ、丁寧に土台に位置を記し、
ドリルで穴あけをしていきます。
大西土砂さんも最終仕上げ。
土の部分をきれいに整え、
外部周りをきれいに整地してくれています。
基礎パッキンをコンクリートビスでしっかり止めていきます。
そして、土台を基礎に固定していきます。
棟梁の「せ~の!」という掛け声に合わせて、
掛矢を振り上げ、力強く、打ち込んでいきます。
コーン! コーン!!
と、いい音があたりに鳴り響きます。
途中、お施主様が、
『良い音が響きよったけん、
もう上棟祭が始まってしまったかと思った~! 笑』
と、工事の模様を観に来てくれました。
『土台を、こんなに力強く打ち込まんと入らんくらい、
しっかり、丈夫に つくってくれとるんやね~。』
と、褒めてくれましたよ(●^^●)
今は、木造といってもプレカット加工が主流ですが、
当社では、今でも
当社職人による墨付け・手刻みを行っております!
手刻みで加工した木材は、 プレカットとは違い、
木材の継ぎ手で丸みのある加工はありませんので、
木材を組むときに、スルッと入ることはなく、
掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)で
しっかりと打ち込んでいくことで、
木材と木材がかっちりと組み合い、強度が増すのです。
ガッチリ、頑丈に組まれた土台。
ナットで締め付けられていない今でも、ビクともしません!
現場をきれいに清掃して、本日は終了!
日が長くなったので、つい時間を忘れて作業してしまいます。笑
明日、基礎と土台を締め付けて、さらに頑丈に固定し、
上棟祭に向けての準備も進めます!