松山市M様邸 墨付け・刻み
2011-12-27
当社作業場では、 M様邸の建前に向けて
長尺物の梁や桁、柱の墨付け・刻み作業が行われています。
当社の木材の加工は、 プレカットではなく、
当社の大工職人が、
木材を一本一本、選別しながら、 墨つけをしていき、
すべて手刻みで加工しています。
手刻みで加工した木材は、 プレカットとは違い、
木材を組むときに、スルッと入ることはありません。
掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)で
しっかりと打ち込んでいくので、
木材と木材がかっちりと組み合い、強度が増します。
木材、一本一本の性格を見極め、
金づちや、のみ、 場所によっては、木工機械を使い、
道具を使い分けながら、刻んでいます。
墨付け・刻み作業を終えた長物の木材たち。
建前の日を今か、今かと 待ちわびているようです。
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