『思い出の家』
退職を機に、伊予市のご実家に帰って来られるM様ご夫妻。
家族の思い出がたくさん詰まったお家です。
道路の高さが上がったことで、
大雨の日に、お家の中に雨水が溜まり、
ポンプで外へ汲み出さなくてはならなかったり、
建物の老朽化もあり、
老後をゆったりと過ごすため、お家を建て替えたいとご依頼いただきました。
ここで、お母様と3人で新たな暮らしが始まります。
そのお家の名前を、お施主様自ら命名してくれました。
その名も、
「思い出の家」
以下、施主様のお言葉です。
~郡中の家は、祖父母が建て、約80年間を頑張ってくれました。
母は、亡くなった父とともに、子ども、孫、曽孫と、30名余りの家族を見守ってきました。
古い家はなくなりましたが、母が大切にした思い出を、新しい家に残します。
また、私は、岡山で就職しました。妻と出会い、40年の月日を岡山で過ごしました。
色々なことがありました。懐かしい思い出を持って帰りたいと思っています。
そして、子どもや孫たちは、郡中に帰省した思い出を、きっと大切にしてくれるでしょう。
母と妻と三人、できるだけ長生きをして、これからもたくさんの思い出を残したいと思っています。
平凡な言葉ですけど、このような気持ちで、テーマを決めました。
どうぞよろしくお願いします。~
建て替え工事に先立ち、
お施主様がご用意された伊豫稲荷神社さんの
御神酒とお塩、麻で丁寧にお清めをしました。
家の周りと、建物内も隅々に行います。
お施主様が家を出られた時から、そのまま時が止まった子供部屋。
当時のままのお部屋と、それからの長い月日を想うと、ジーンときます。
建て替えたお家で、
安心して、快適に暮らしていただけるよう、頑張ります!
これから、工事の模様もブログでご紹介させて頂きますので、
お楽しみに♪