『五寸柱の家』土台敷き工事
基礎工事も終了し、
コンクリートもよく乾いたので、
これから土台・大引を基礎の上に取り付けに行きます。
当社『五寸柱の家』は、
すべての柱が五寸柱なので、
通常の住宅と比べて、 約2軒分の木材を使います。
そのため、 住宅の基礎となる基礎部分もしっかり作っています。
土台を敷く前に、
基礎と土台がピッタリと合うよう、
丁寧に墨付けをしていきます。
墨付けを終え、
土台に基礎パッキンを固定した後、
基礎に土台を固定していきます。
土台・大引の寸法は、
幅150mm×厚さ105mmの特注サイズです。 (材質は、愛媛県産のヒノキ材です。)
当社の木材の加工は、
プレカットではなく、
当社の職人がすべて手刻みで加工するため、
木材を組むときにスルッとは入らず、
掛矢(かけや・・・堅い木で作られた大型の木槌)で打ち込むので、
木材と木材がかっちりと組み合い、強度も増します。
寸分の狂いもなく、 木材の継ぎ手が次々と組まれていきます。
当社のアンカーボルトおよび木組みに使用するボルト座金は、
すべて下記の写真のバネ座金を使用しています。
何故かと言うと、
このバネ座金は、
建物完成後、数十年経ってもボルトナットの緩みがありません。
(当社モデルルーム・作業場にて実証済みです。)
天井や壁を張ってしまうと、
ナットの緩みが出ても分からない場合や、
締め付けが困難な場所もあるので、
座金一枚の単価はアップしますが、
それ以上に建物の安全性がアップするので、
当社はこのバネ座金を使用しています。
すべての土台・大引ががっちりと組み込まれました。
当社基礎工事のアンカーボルトの位置や本数は、
木組みの継ぎ手や強度などから決めています。
詳しくお知りになりたい方は、 現場にて説明致しますので、当社までご連絡下さい。
2011年01月18日火曜日( 雨天決行)の
上棟祭の模様もブログで詳しく載せますので、 お楽しみに♪
柱及び外部の桁・内部吹き抜けの化粧梁を、
当社の職人がバーナーで焼き上げ、磨き上げているので、
美しい木目が一段と浮き上がっています。
これは、一般住宅ではあまり見られないと思いますので、
ご興味のある方は、 当社までお問い合わせ下さい。
(餅まきはPM5時頃に予定しています。袋をお忘れなく。)