土台・大引き刻み
2011-06-25
6月22日(水)から
久万高原町 H様邸の大工工事が開始致しました。
本日、6月25日(土)は、
作業場で、土台・大引きの刻みをしております。
当社の木材の加工は、 プレカットではなく、
当社の大工職人が、
木材を一本一本、選別しながら、 墨つけをしていき、
すべて手刻みで加工しています。
手刻みで加工した木材は、
プレカットとは違い、 木材を組むときに、スルッと入ることはありません。
掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)で
しっかりと打ち込んでいくので、
木材と木材がかっちりと組み合い、強度が増します。
木材、一本一本の性格を見極め、
金づちや、のみ、
場所によっては、木工機械を使い、
道具を使い分けながら、刻んでいます。
ひのき材の土台・大引きを刻んでいると、
ひのき独特の香りが作業場を包み込みます。
土台・大引きの刻みが終わると、
次は、特大の桁や母屋、棟木の一本木(12mを超える一本木)などの 墨つけ、刻みが始まるので、
その模様もまた、ブログにアップしていきますので、お楽しみに♪