『HEARTH』の家~土台敷き工事~
来週(10月23日 木曜日)の上棟祭に向けて、
松前町『HEARTH』の家の
土台敷き・座金取り付け工事を行いました。
(『HEARTH』の家の上棟祭の詳細はこちら♪)
作業がスムーズに行えるよう、
土台、大引きを番付けに合わせて振り分け、
基礎のコンクリートに
土台据え付け工事による基礎墨出しをしていきます。
また、
アンカーボルトの位置が、ひとつ、ひとつ異なるため、
一か所ずつ、丁寧に土台に墨付けをし、ドリルで穴あけをしていきます。
墨付け、穴あけが終わった土台に
基礎パッキンをしっかりととめていきます。
そして、いよいよ、
基礎に土台を固定していきます。
「せ~の!」という掛け声に合わせて、
掛矢の良い音が響きます。
掛矢を振り上げ、力強く、打ち込んでいきます。
息もピッタリです☆
土台の中心がまっすぐ通っているかを確認し、
掛矢で微調節して座金をしっかり締めつけます。
(※当社が使用している座金は、
座掘り不要の一体成形座付きナットです。)
座金に付いた刃が土台を座堀りしながらガッチリくい込み、
さらに、
土台の上面がフラットに仕上がるので、
この上に構造用合板を貼ることで、
より一層、座金が浮き上がらなくなる、 理に適った良い座金です。
当社は大引きを木の束やプラ束で支えず、
鉄筋入りのコンクリートで しっかりと(大引きを)支えています。
(※大引きの下は全てコンクリート仕上げ。)
木の束やプラ束ではなく、
大引きの支えをコンクリートにすることで
床なりがせず、強度も増して頑丈な床になります。
今は、木造といってもプレカットの家がほとんどですが、
当社では、今でも
当社の職人による墨付け・手刻みを行っております。
手刻みで加工した木材は、 プレカットとは違い、
木材の継ぎ手で丸みのある加工はありませんので、
木材を組むときに、スルッと入ることはなく、
掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)で
しっかりと打ち込んでいくことで、
木材と木材がかっちりと組み合い、強度が増すのです。
大地震が来ても、安全に、安心して暮らして頂けるよう、
家が完成してからでは見えなくなる大事なところにこそ、
しっかりとした工事を、丁寧に行っております。
さぁ!10月23日(木曜日)の上棟祭に向けて、
気合を入れて、頑張るぞー!!!