『生活導線にこだわったお家』~墨付け・刻み~
2023-03-13
現在、当社の作業場では、松山市『生活導線にこだわったお家』に使われる木材に、大工職人が、木材一本、一本の性格を読みながら、使う場所や向きを決め、墨つけの作業を行っています。
通常は、継ぎ手ができる長さの木材も、当社では極力継ぎ手を作らない木組みをしています。
なぜなら、木材の継ぎ手は大地震などの際そこが弱点となり、破損、倒壊の原因となり得るからです。
そして、墨付けを終えた木材を刻んでいきます。金づちや、のみ、 場所によって木工機械を使い、道具をうまく使い分けながら、刻んでいきます。
プレカットされた木材とは違って、手刻みで加工した木材は、 木材を組み上げるときに、スルッと入ることはありません。
掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)でしっかりと打ち込みながら組み上げていくので、木材と木材が がっちりと組み合い、強度の高い、大地震の際でもビクともしない頑丈な木組みになります。
こだわりの木材の墨付け・刻み作業、つづく。。
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