頑丈な倉庫(N様邸) ~土台敷き~
松山市の頑丈な倉庫(N様邸)
2017年2月4日(土)の上棟祭に向けて、
土台敷き・座金取り付け工事を行いました。
基礎のコンクリートに
土台据え付け工事による基礎墨出しを行います。
アンカーボルトの位置が、ひとつ、ひとつ異なるため、
一か所ずつ、丁寧に土台に墨付けをし、
ドリルで穴を開け、
土台に基礎パッキンをしっかりと止めていきます。
そして、基礎に土台を固定し、
掛矢で、力強く、打ち込んでいきます。
今は、木造といってもプレカット加工が主流ですが、
当社では、今でも
大工職人による墨付け・手刻みを行っております。
手刻みで加工した木材は、 プレカットとは違い、
木材を組むときに、スルッと入ることはなく、
掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)で
しっかりと打ち込んでいくので、
木材と木材がかっちりと組み合い、強度が増すのです!!
※通常、当社の基礎工事は、
大引きの下も、基礎工事でしっかり補強し、頑丈に造っております。
今回は、1階の倉庫が土間で床が上がらないため、
基礎の立ち上がりや大引きなどが少なくなっています。
当社が使用している座金は、
座掘り不要の一体成形座付きナットです。
座金に付いた刃が土台を座堀りしながらガッチリくい込み、
さらに、
土台の上面がフラットに仕上がるので、
この上に構造用合板を貼ることで、
より一層、座金が浮き上がらなくなる、 理に適った良い座金です!
大地震が来ても、安全に、安心して暮らして頂けるよう、
家が完成してからでは見えなくなる大事なところにこそ、
しっかりとした工事を、丁寧に行っております。
明日は、現場に木材を運搬します。
その模様もまた、ご紹介しますのでお楽しみに♪