『喜の家』 ~土台敷き~
伊予市『喜の家』
2016年8月7日(日)の上棟祭に向けて、
土台敷き・座金取り付け工事を行いました。
基礎のコンクリートに
土台据え付け工事による基礎墨出しを行い、
アンカーボルトの位置が、ひとつ、ひとつ異なるため、
一か所ずつ、丁寧に土台に墨付けをし、
ドリルで穴あけをし、
土台に基礎パッキンをしっかりと止めていきます。
いよいよ、基礎に土台を固定していきます。
ホゾを傷めないように、丁寧に合わせていきます。
掛矢で、力強く、打ち込んでいきます!
掛矢の良い音が辺りに響きます!
この写真で打ち込んでいる木材を”大引き”と言い、
通常、大引きの下は、木の束やプラ束で支えられます。
しかし、当社では土台と同じように、
鉄筋入りのコンクリートで しっかりと支えています!
木の束やプラ束ではなく、
大引きの支えをコンクリートにすることで
床なりがせず、
強度も増して頑丈な床になります!
土台の中心がまっすぐ通っているかを確認したら、
座金をしっかり締めつけます。
座金に付いた刃が土台を座堀りしながらガッチリくい込み、
さらに、
土台の上面がフラットに仕上がるので、
この上に構造用合板を貼ることで、
より一層、座金が浮き上がらなくなる、 理に適った良い座金です。
今は、木造といってもプレカット加工が主流ですが、
当社では、今でも
大工職人による墨付け・手刻みを行っております。
手刻みで加工した木材は、 プレカットとは違い、
木材を組むときに、スルッと入ることはなく、
掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)で
しっかりと打ち込んでいくので、
木材と木材がかっちりと組み合い、強度が増すのです!!
大地震が来ても、安全に、安心して暮らして頂けるよう、
家が完成してからでは見えなくなる大事なところにこそ、
しっかりとした工事を、丁寧に行っております。
百聞は一見にしかず☆
ぜひ、上棟祭で実際にご覧ください☆
次は、現場に木材を運搬します。
その模様もまた、ご紹介しますので
お楽しみに♪