『つなぐ家』 ~きざみ作業 終盤~
2015-06-16
『つなぐ家』のきざみ作業も、終盤を迎えています。
プレカットを一切使用しない当社の切り組み。
当社の大工職人によって、 木材、一本一本の性格を見極め、
金づちや、のみ、 場所によっては、木工機械を使い、
道具を使い分けながら、手で刻まれていきます。
手刻みで加工した木材は、 プレカットとは違い、
木材を組むときに、スルッとは入りません。
掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)で
しっかりと打ち込んでいくので、
木材と木材がかっちりと組み合い、強度が増すのです。
きざみ作業を終えた木材たちは、
一本、一本、桟木で風通しを良くし、
几帳面に整列しています。
木材たちも、
上棟祭を今か、今かと待ちわびています。
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