『縁の家』 丁張り
2014-04-24
『縁の家』のT様邸の丁張りを行いました。
丁張りとは、
工事を着手する前に
建物の正確な位置を出す作業のことです。
丁張りの木杭を家の隅々に打ち込んでいきます。
木杭を基礎と平行に打ち込むために、
隅々の木杭に地縄をはっていきます。
しょうせん(鉄の棒)を鉄のハンマーで
水貫の継ぎ手の芯に地縄に沿って打ちこんでいきます。
この木杭が基礎と平行でなければ、
基礎の寸法に狂いが生じてしまうので、
とても大事な作業です。
レベル器で水貫の天場の墨を木杭につけていきます。
水貫の天場の墨に合わせて
水貫を釘とビスでしっかりととめていきます。
丁張りの狂いをなくすために
筋交い貫をビス止めしていきます。
その後、
水貫に基礎の墨出しや、番付をしていきます。
当社の筋交い貫は、
数も多く、ビスでしっかり固定しているので、
丁張りもビクともしません。
基礎工事の模様も
ブログにてご紹介します。
前の記事
『縁の家』 地鎮祭
次の記事
『縁の家』 木材墨付け・切り組み作業