地震に強い家
【なぜ五寸柱を使うのか】
一般に使用される柱の太さは三寸五分(約10.5cm角)で、 当社が使用する柱の太さは五寸(約15cm角)です。
当社がなぜ太い柱を使うのかというと、 太い柱は「傾斜復元力」といって、傾いても元に戻る作用があり、 地震などの揺れに強いからです。
【昔ながらの職人仕事】
当社が使用する太い柱を始めとする太く立派な木材は、
すべて国産材を使用しています。
いま、ほとんどの木造住宅でプレカット材(工場でコンピューター制御による機械を使用して加工された材)を使用されていますが、
当社では、プレカット材は一切使用せず、全て大工が墨付け・刻みをして加工していきます。
なぜ早くて簡単なプレカットを使用しないのかというと、
当社では大工が木と一本、一本向き合い、どこに、どの向きで使うのが最適か見極めながら、墨付けをしていきますが、コンピューターにはそれができず、木の向きや性格に関係なく加工されていきます。
そうすると、木のそりやねじれで天井や床が下がったりと、後々問題が生じてくるからです。
また、大工が墨付け・刻みをした木材はプレカット材とは違い、丸みのある加工はありませんので、木材を組むときに、スルッと入ることはなく、掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)で
しっかりと打ち込んでいくことで、木材と木材がかっちりと組み合い、強度が増すのです。
【継ぎ手の少ない一本木を使用した木組み】
当社では、極力継ぎ手の少ない木組みで家造りをしています。
継ぎ手をなくすと、木材一本、一本が長くなるので、
加工も運搬も大変ですが、継ぎ手は地震などの際、そこが弱点となります。
弱点のない地震に強い家をつくるため、
手間を惜しまず、少しでも良い家をつくることを心がけています。
【建物をよく知る方からのお言葉】
〇木組み(構造体)の検査員JIOさん
「竹本建設さんの建てられるお家は 本当に頑丈でしっかりした良いお家ですね。これなら、大地震が起きても絶対倒れませんね。でも、これだけ頑丈な木組みで、しっかりした工事をされていると、やっぱり高額になりますよね?」との問いにお答えすると、「ぇえ~!!本当ですか?こんなに良いお家だから、もっと高いんだろうなぁ~と思ってました。」
また別現場での検査では、「他の会社で、たまに10.5cmの束柱が使われているところがあって(一般に9cm)
あっ!10.5cmの材を使ってる!って、ちょっとのことだけど太く感じますが、竹本さんのところの木材(束柱を含むすべての柱が15cm角)を見たら、全然違いますね!こんな家はないですよ!」と、驚かれます。
〇屋根瓦屋さん
屋根瓦工事をしている時に、一般の家だと家が揺れますが、竹本さんの家はビクともしないので屋根の上でも安心して作業ができます。
【隠れてしまう大事な部分】
家の強度に関係してくる大事な部分は、家が完成してからでは仕上げ材で隠れてしまい、なかなか見ることができなくなります。なかなか見ることも補修することもできない大事なところにこそ、しっかりとした工事を、丁寧にと心掛けた家づくりをしております。
座金をひとつ例にあげてみます。天井や壁を張ってしまうとナットの緩みが出ても分からなかったり、締め付けが困難な場所に使用することがある座金。だからこそ、ナットが緩んでしまってはいけません。そこで当社が使用しているのが右端のバネ座金。
一般的なバネなしの座金
一般的な1回転のバネ座金
当社のバネ座金
当社の「ばね座金」は、建物完成後、20年以上経ってもボルトナットの緩みがありません。(当社モデルルーム・作業場にて実証済みです。)20年以上経過して緩みがない場合は、その後緩むことはありません。
「ばね座金」自体の単価はアップしますが、それ以上に建物の安全性や強度が持続するので、当社はこのバネ座金を使用しているのです。
最後に、私たちのつくる家は、文章や写真ではなかなかお伝えることが難しいです。少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ一度ご来訪いただけますと、実物(体験ハウスもあります)をご覧いただきながら、ご説明させていただきます。
人生で一度の家づくりを一緒に楽しめたら嬉しいです。
まずは、一度お気軽にお問合せくださいませ。