『わ』の家 長尺物 墨つけ作業
2013-01-23
松山市『わ』の家。
只今、
最長15mもある長尺物の墨付け作業に取り掛かっています。
一本一本、丁寧に木と対話し、
墨つけ作業を行っております。
今は、木造といってもプレカット加工が主流ですが、
当社では、今でも
職人による墨付け・手刻みです!
最強強度の木組みが出来るように、
日々、職人たちと考えながら作業を行っております。
熟練の職人によって、
機械ではまだ出来ない、
木の反りや木目など木の特製を読み、
どこにどの向きで使用するのが一番良いのかが、
考えられます。
手刻みで加工した木材は、 プレカットとは違い、
木材の継ぎ手で丸みのある加工はありませんので、
木材を組むときに、スルッと入ることはありません。
掛矢(かけや=堅い木で作られた大型の木槌)で
しっかりと打ち込んでいくことで、
木材と木材がかっちりと組み合い、強度が増すのです。
それにしても、長く、太く、立派な木材です。
墨付けが終わったら、次は刻み作業に入ります。
その作業の模様も、ブログにアップしますので、
お楽しみに♪
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