『やすらぎの家』 建前
雨の予報だった今日、
明け方にザーッと降ったかと思えば、
虹が出てきて、気持ち良い秋晴れに・・♪
本日建前の『やすらぎの家』、
実は、とある会社の社宅なのです(^^)
なので、今回は上棟祭は行わず、建前のみとなりました。
(本当は、上棟祭を行わない場合も、
ハッピを着て建前を行いたい気持ちで山々なのですが、
ハッピを着ていると、
上棟祭をするように、 ご近所の方が勘違いされてしまうので、
ハッピは着用しておりません。)
では、早速、建前の模様をご紹介してきます!
事前に組んで、準備しておいた、
桁と柱がレッカーで吊り上げられ、移動されます。
継ぎ手なしの一本木に組み込まれた、
五寸の通し柱や五寸柱が立ちあがる様は 迫力満点です!!
ほぞを痛めないよう、 五寸柱をほぞ穴に 一カ所ずつ丁寧に合わせ、
棟梁の「せーの!」という声を合図に 掛矢を振り上げ、
力強く、組み込んでいきます。
バーナー焼きを施し、磨き上げた、 五寸柱も組み上げられました!
そして、継ぎ手なしの一本木がどんどん、
吊り上げられては、組み込まれていきます。
掛矢のカン、カン、という力強い音と、
威勢の良い掛け声が 秋空に響き渡ります。
桁に傷をつけないよう、 最後は押え打ち!!
息もぴったり揃っています。
1階が組み上がったら、 2階の五寸柱が吊り上げられていきます。
一本ずつ、 丁寧に、力強く、 突き棒で打ち込まれていきます!
どんどん組み上がる様は、 まさに、のぼり龍のようです!
五寸柱が建つと、 一本木の桁が吊り上げられ、 組み込まれていきます。
威勢のいい掛け声が飛び交い、
太くて長い木材がどんどん組み上げられていく様子は、
力強く、勇ましく、頼もしく、とても見ごたえがあります。
2階が組み上がると、 棟上げまで、もうすぐです。
長さ9mもある母屋がどんどん、 吊り上げられ、 組み込まれていきます。
当社の木組みは、プレカットには頼っておらず、
当社の職人が一本、一本、木と向き合い、
墨付けをし、 手刻みで仕上げています。
プレカット加工の木材は、 木材を組む時、
スッと簡単に入るようになっていますが、
当社で手刻みされた木材は、 掛矢でしっかり打ち込まないと入りません。
その結果、 組み上げられた木材は、
強固に組み上がり、
プレカット加工された木材とは比較にならないほどの強度を発揮します。
いよいよ、棟上げです!!
『いい家にするぞ!!!』 と、職人一同、より一層、力が入ります!
祝・上棟!!!
息もぴったりでカッコイイ~!!
棟木が納められたら、 垂木を打ち込んでいきます。
雨に備えて、 雨仕舞いをし、 建前終了です。
がっちり頑丈に組み込まれた五寸柱の家の木組みは、
まだ筋交いが入っていない今でも、ビクともしません。
バーナー焼きを施された、五寸柱。
白木の五寸柱に囲まれ、 存在感を放っています。
このバーナー焼きされた五寸柱の前には、
薪ストーブを設置します♪
かっこよく仕上げますよ~!!!
これから、完成までの工事の模様を
ブログで詳しくご紹介していきますので、 お楽しみに♪