「ここちよく暮らす山小屋風の家」~墨付け・刻み~
2024-10-20
「ここちよく暮らす山小屋風の家」の墨付け・刻みの様子。
当社の木材の加工は、現在主流の工場生産のプレカット材ではなく、
当社の大工職人によって、木材を一本一本選別しながら、 墨つけをし、手刻みで加工していきます。
職人によって、木一本一本の性格を見極め、手刻みで加工された木材は、
木の個性に関係なく、ひとまとめで機械を通して加工された木材とは違い、
後々、木のそりやねじれで天井や床が下がったりなどの問題が生じることもありませんし、
木を組んでいく際、木材と木材が がっちりと組み合い、強度が増すよう、
加工の際、墨一本分の匙加減をおこなっています。
想像を超えるような大きな地震が起きた際でも、大切なご家族を守るため、
絶対に譲れない大切な工程です。
↑こちらは、五寸柱をすべて並べて、どこに使うのが良いか検討しているところです。
10月というのに、まだまだ暑いですが、がんばります!
作業場内は、杉と檜でとても良い香りです。