松山市 K様邸 薪ストーブ取り付け工事
2014年11月30日 18:20
松山市のK様邸(鉄筋コンクリート造(RC造))の薪ストーブ取付工事を行いました。
取り付けさせていただいた 薪ストーブは、バーモントキャスティングス社製の
アンコールのエヴァーバーン【マジョリカブラウン】。
K様邸は鉄筋コンクリート造(RC造)のため、
(RC造の)煙突直抜き工事は建築の施工技術がないと難しい施工になります。
実際、
K様が他社で「鉄筋コンクリート造での煙突直抜き」を依頼したところ、
「できない」との返答だったそうで、当社に依頼の電話をくださり、
当社が現場に足を運び、確認・採寸した上で、
薪ストーブを取り付けさせていただくことになりました。
RC造の薪ストーブ取り付け工事の模様をお伝えします。
まず、レーザーで位置出しをし、
天井に墨出しをして、
丁寧に天井を開口していきます。
3階(薪ストーブ設置部分は2階。)の煙突が貫通する箇所(床・天井)も同じく、
レーザー、さし金で位置出しをし、墨出しし、丁寧に開口していきます。
宮尾電設さんによって、ダウンライトと電気配線の移設工事を行います。
鉄筋コンクリート造(RC造)の建物なので、
床・天井を開口した後、
専用工具で
コンクリートに煙突のサイズより少し大きな穴を慎重に開けていきます。(コア抜き作業です。)
コア抜き工事によって少量の水が混じった液状のコンクリートが部屋に落ちないよう、
専用金具でしっかりと受け止めます。
慎重に・・・慎重に・・・コンクリートを開口(コア抜き)。
今回のコア抜きのセッティングは高度な技術が必要です。
屋根裏部屋も同じく、
レーザーで位置だし、墨つけ、開口していきます。
屋根裏のコア抜きは、作業スペースが極端に狭く、専用工具がギリギリ収まる空間。
そのため、とても大変な作業でした。
(職人さん、お疲れ様でした(^-^))
コア抜きと戦い、
ようやく煙突が貫通する全ての箇所に穴が開けられました。
コア抜きされた鉄筋コンクリートの厚さは15cm。
上の階で作業している間、
三木タイルさんによって、炉台のタイルが貼られます。
途中、棟梁も参戦。
貼り終えた後、目地を仕上げて炉台の完成!!
外部では三連ハシゴが架けられ、屋根上の煙突取付工事が行われています。
専用金物でNOVA SF 断熱二重煙突をしっかり固定していきます。
煙突固定後、雨が一滴ももれないように
板金工事、コーキング施工等もしっかりと施し、
屋根の上の煙突取り付け工事は完了。
内部の煙突も同じく、
専用の金具でしっかりと、頑丈に固定していきます。
固定されたNOVA SF 断熱二重煙突たちはびくりともしません。
薪ストーブの本体も運び込まれ、炉台の上へ!
周辺をきれいに掃除し、
全ての薪ストーブ取り付け工事が完了しました✩
火入れ式に続きます✩