TAKEMOTO BLOG

February2013

町家~匠の技と心意気~

先日、とある町家を見せて頂く機会に恵まれました。

 

 

随所に趣向が凝らされていて、

当時のお施主様や棟梁の思いが伝わってくる、

そんなとっても素敵な建物でした。

 

 

300枚もの写真を撮っていましたので、

何回かに分けて、ご紹介しようと思います。

 

 

 

玄関は、少し腰を屈めて入るほどの低めの引き戸。

茶室のにじり口を思わせます。

着物姿で、入る様子を想像すると、

なんとも奥ゆかしいですね。

 

 

 

 

室内側から玄関引き戸を見ると、

すり硝子を通してやわらかい光が差し込み、

格子の陰影がとても美しいです。

 

 

 

 

「チリン、チリン。」

澄んだ鈴の音が、迎えてくれます。

この建物が建てられた昭和の頃から、

ずっと変わらず、ここでお客様をお迎えしているそうです。

 

 

 

 

そして、客間の天井。

 

 

 

 

柾目と板目を上手く使い分け、

見事にきれいな6角形に組まれた天井。

 

 

 

 

板目と柾目の境目の部分。

微かな曲線で太さに変化をつけていて、

棟梁の粋な心意気を感じさせられました。

 

 

 

 

中央にある照明の吊り金具も手作りの木製で、

さりげなく 空間に溶け込んでいて、

品良く、そして、粋に仕上げられたこの天井は、

とっても素敵でした。

 

 

 

 

そして、透かし彫りや障子が一般的な欄間ですが、

こちらは、格子柄があしらわれた、

珍しい、すり硝子の欄間がはめ込まれていました。

 

 

 

 

天袋の建具も格子模様のすりガラス戸。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、建具の腰板にも、粋な計らいが。。

表は、つるつる、すべすべの鉋仕上げ。

 

 

 

 

そして、裏側は、木目を生かしたうづくり仕上げ。

 

 

一件、気づかれないようなところにも趣向を凝らす、

棟梁の心意気に、心踊ります。

 

 

 

 

 

そして、源氏襖。

襖紙と障子紙、格子の色・デザインがきれいにまとまり、

空間が引き締まっていました。

 

 

 

 

その源氏襖の引手は、

ちょうど今時期ぴったりな梅の花模様でした。

 

 

 

 

そして、その源氏襖に合わされた、欄間。

 

 

 

 

 

そして、縁側に面する部分には、

光がやわらかく差し込む、

和モダンな組子の欄間が取り付けられていました。

 

 

 

 

 

最後に、修理待ちの建具。

 

 

こちらの町家では、代々、大切に住み継がれ、

建具もご自身で修理されているそうです。

 

 

 

これらの木製建具には

既製品にはない、ぬくもりがあって、

時間がゆるやかに流れているようでした。

 

 

つづく。

 

 


2013年2月28日 23:12  CATEGORY : 日々の出来事  COMMENTS : (0) - TRACKBACKS : (0)

先日 残業した際、

「あ~・・今日の晩ごはん、どうしようかな~。」

と考えていた時、

保存しておいたピザ生地があることを思い出し、

薪ストーブのアンコールくんに

急遽、ピザを焼いてもらうことにしました☆

 

 

 

「ぼくに任せてよ♪」

と、言っているかのような アンコール君♪♪

 

 

 

 

具材を切って、のっけて、

アンコールくんに任せるだけなので、

料理時間10分弱・・♪笑

 

 

こんな短時間で、こんなにおいしい食事が採れるなんて・・

ほんと、アンコールくんのおかげです(*^^*)

 

ありがとう♡

 

 


2013年2月27日 23:22  CATEGORY : 我が家のアンコールくん 火のある生活 薪ストーブクッキング  COMMENTS : (0) - TRACKBACKS : (0)

自家焙煎コーヒー♪

先日、薪ストーブのアンコールくんの熾き火で

自家焙煎したコーヒー豆 マンデリンを淹れてみました♪

 

 

 

 

焙煎したての新鮮な豆なので、

もくもくと膨らみ、

い~い香りが部屋中を漂います♪

 

 

 

 

炭火焼きならではの、

深みのあるコクと、程良い苦みが出ていて、

美味でした♡

 

 


2013年2月26日 23:15  CATEGORY : 火のある生活 薪ストーブクッキング  COMMENTS : (0) - TRACKBACKS : (0)

約7カ月前に他社で

薪ストーブ(バーモントキャスティングスのイントレピッドⅡのマジョリカブラウン)

を設置されたというU様。

 

その当時、

煙突は、二重煙突が良いことも、

横引きは排気効率が悪いことも知らず、

薪ストーブ業者さんを信じて すべてお任せされていたそうです。

 

 

すると、

使っているうちに、燃えが悪くなり、

一度、その業者さんに来てもらったところ、

丸トップの一部を外してきて、

これが原因ですねとだけ言われ、

煙突や本体のメンテナンスもせずに帰られたのだそうです。

 

 

その時は、「それだけで良かった。」としか思われなかったそうですが、

やはり使っていて燃えが悪く、使えなくなり、

再度、電話をすると、

便利屋さんに煙突掃除をしてもらっては どうですか?と言われ、

なかなか来て頂けなかったそうです。

 

 

不適切な工事の上、メンテナンスもしてもらえず、

他に当てもなく、とても困っています。

ムーミーさんに薪ストーブを設置してもらったわけではないので、

ご迷惑なのは承知ですが、

やっぱり、薪ストーブの温かさを知っているので

エアコンやファンヒーターでは我慢できませんし・・

一度、見て頂けないでしょうか?

 

とご連絡がありました。

 

 

せっかく、薪ストーブがあるのに、

使えないなんて、それほどもったいないことはありませんし、

当社では

薪ストーブのことを、『もの』としてではなく、

『家族の一員』のように接しているので、

使われていないところを想像すると、かわいそうでなりません。

 

 

 

これは、どうにかしてあげないと・・・!

と思い、

現場で直接、状況を見ながら、

不適切な工事と本来あるべき工事の内容、

そして、なぜ燃えなくなったのかなどを

詳しくご説明させて頂きました。

 

 

 

一日でも早く 薪ストーブを安心して使いたいとのことで、

シングル煙突は、安全なNOVA SF 断熱二重煙突に、

そして、

煙突及び本体のフルメンテナンスを行うことになりました。

 

 

その工事内容をご紹介します。

 

 

 

薪ストーブ本体の部材をバラし、

 

 

 

 

 

 

 

保守点検を行いながら、

きれいに清掃していきます。

 

 

 

 

そして、

直角に壁抜きされた、煙突の下側に付いている、

ロッキングプラグを取り外すと、

 

 

 

 

ススやタールがこんなにも積もっていました。

 

 

 

 

そして、交換のため、取り外されたシングル煙突の内部。

ススやタールがぎっしり詰まり、

約3カ月使用しただけで、こんなにも内径が狭くなっていました。

 

 

 

 

これが年々蓄積され、煙突内でススやタールが燃えると、

恐ろしい煙道火災を引き起こします。

 

 

 

 

既存の二重煙突部分を掃除していきます。

 

 

 

 

壁抜き煙突であることや、

シングル煙突が使用されていること、

焚き方の説明を受けていなかったことなどが関係し、

こんなにもたくさん、出てきました。

 

 

 

 

そして、煙突最上部の丸トップも

ススやタールがぎっしり。

 

~メンテナンス前~

 

 

~メンテナンス後~

 

 

 

きれいに清掃&保守点検を終えた丸トップをもとに戻します。

 

 

 

 

壁抜き部分のススもきれいに落としていきます。

 

 

 

 

~メンテナンス前~

 

 

 

 

~メンテナンス後~

 

 

 

 

化粧板の隙間から、

煙突に断熱材が接触しているところが見えたので、

化粧板を取り外し、

 

 

 

 

めがね石を取り外すと、

 

 

 

 

グラスウールの断熱材が煙突にべったりとくっついていました。

 

 

グラスウールは耐熱温度が200~300℃と低いので、

このような工事はおすすめできません。

もし、結露が起きるような場所で

どうしても断熱材を補充しなければならない時は、

まず、煙突は、NOVA SF 断熱二重煙突を使用し、

断熱材は、耐熱性の高いロックウール(650℃)

などの使用をおすすめします。

 

 

 

 

 

外部の雨仕舞いも全く行われておらず、

化粧板と煙突の間に隙間がありました。

 

 

 

 

これでは、防風雨の時には、

壁内に雨が入ってきてしまいますので、

コーキングを打って、雨仕舞い工事を行いました。

 

 

 

 

煙突の周りにコーキング工事を行い、

煙突の周りにあったグラスウールはすべて取り除き、

 

 

 

 

めがね石を切り込んだ四方の隙間も

すべてコーキングで塞ぎ、元の位置に取り付けしました。

 

 

シングル煙突の取り外しと、

二重煙突の掃除も終わり、

薪ストーブ本体のメンテナンスに入ります。

 

 

 

 

まずは、アッパーファイヤーバックとスロートフードを取り外します。

 

 

 

 

 

二次燃焼室の空気の出入り口も、

灰で塞がれていました。

 

 

 

 

二次燃焼室カバーはセラミックファイバー性で、

熱には強いが、衝撃には弱いので、

壊れないよう、丁寧に取り外します。

 

 

 

 

キャタリティックコンバスターを二次燃焼室から取り出すと、

上部には、ご覧の通り、灰が目詰まりしていました。

これが原因で二次燃焼にすると、いきなり燃えが悪くなり、

不完全燃焼を引き起こしていました。

 

 

 

 

掃除機の先を当てないよう、

慎重に灰を吸い取っていきます。

 

 

 

 

掃除機で吸い取り、きれいになりました。

これで、二次燃焼に切り替えても、

きれいに炎が燃え上がり、不完全燃焼になることもないでしょう。

 

 

 

 

きれいになった、キャタリティックコンバスターを

慎重にもとの位置に設置しました。

 

 

 

 

二次燃焼室の灰もきれいに掃除機で吸い取りました。

 

 

 

 

アッパーファイヤーバックをとめるクランプの六角ボルトに、

ネジの焼き付け防止剤『スレッド コンパウンド』を

たっぷり塗り、取り付けます。

 

 

 

 

薪ストーブの口元から、二次燃焼室の上部に溜まった、

ススや灰を掃除機できれいに吸い取ります。

~メンテナンス前~

 

 

 

 

~メンテナンス後~

 

 

 

 

炉内の清掃メンテナンス終了。

 

 

 

 

薪ストーブ本体の頑固な汚れなどは、

ガラスクリーナージェルできれいに拭き取り、

磨き上げます。

 

 

 

 

これより、シングル煙突の90°エルボーだったところを

二重煙突 NOVA SM 90° エルボーに取り替えました。

 

 

 

 

一点支持ステーも、

取り付けビスが

下地材のないクロス下地のプラスターボードに突き刺さった状態で

取り付けされており、

下地のプラスターボードとクロスに亀裂が入っていました。

 

 

 

取り付け位置を下地のある場所に変更しましたので、

断熱二重煙突もビクともしません。

クロスの亀裂は、専用の補修剤で補修しました。

 

 

 

 

室内のシングル煙突部分をすべて、

NOVA SF 断熱二重煙突に取り替えました。

~取り替え前のシングル煙突~           ~取り替え後のNOVA SF 断熱二重煙突~

 

  

 

 

 

二次燃焼空気カバーを取り外し、

 

 

 

 

二次燃焼室空気取入れ口の作動点検も行いました。

 

 

 

 

すべての作業が終わり、

慣らし焚きや薪ストーブの焚き方などの講習も行いました。

 

 

まずは、バイパスダンパーを開け、

垂直モード(一次燃焼室)で230℃以上になるまで

燃焼していきます。

 

 

 

「以前は、着火してフロントドアが開いていると、

室内に煙が出てくるし、

なかなか着火がスムーズに出来ず、

とても苦労していたけど、

今回、ムーミーさんに工事をしてもらって、

室内に煙も出なくなり、

着火も簡単に出来るようになって、本当に良かったです。」

と、とても喜んで頂けました。

 

 

 

 

一次燃焼もきれいに燃えています。

 

 

 

 

ストーブサーモメーターが230℃を超えたので、

バイパスダンパーを閉め、

水平燃焼モード(二次燃焼室)に切り替えます。

以前だったら、この時点で炎がなくなり、

不完全燃焼を起こしていましたが、

今回は、とてもきれいに燃え上がり、

奥様も大喜びでした。

 

 

 

 

当社では絶対にしない横引き煙突工事ですが、

今回は室内のシングル煙突をすべて

NOVA SF 断熱二重煙突にすることにより、

ドラフトも良くなり、

安全性も高まり、煙道火災の心配もなくなり、

安心して薪ストーブライフを楽しんで頂けます。

 

 

「今後はムーミーさんに、

メンテナンス工事など、薪ストーブのすべてをお任せします。」

と、言ってくださいました。

 

U様、今後ともよろしくお願い致します。

 


炭火料理ができるように

熾きを調整しておき、

 

 

 

 

薪ストーブのアンコールくんに、

鶏肉を焼いてもらいました♪

 

 

 

 

鶏肉に塩コショウを振りかけて

アジャスタブル グリルバスケットに挟んで焼くだけの簡単料理☆

 

 

 

 

これが、絶品なのです♡

外はカリッカリ、中はジューシーでおいしい~♪

 

 

ごちそうさまでした☆

 


2013年2月24日 23:06  CATEGORY : 火のある生活 薪ストーブクッキング  COMMENTS : (0) - TRACKBACKS : (0)

先週の日曜日に引き続き、

棟梁の甥っ子くんが

バーナー焼きを施した五寸柱をまた磨きたいとやってきました☆

 

 

甥っ子から、今回の磨き作業の話を聞いた学校の友達も

「ぜひ、やってみたい!!」とのことで、参戦☆

 

 

 

 

運動部に入っているふたり、

3時休憩のたこやきを目の前にしても、

「よし!この一本をきれいに仕上げてからにしよう!」

と、丁寧に、黙々と気持ちよく磨いてくれました☆

 

 

ふたりとも、今日はおつかれさまでした☆

長尺物の1本木などなど、まだまだあるので、

又のお越しをお待ちしてます♪笑

 


昨晩は、薪ストーブのアンコールくんと

『白菜と豚肉のミルフィーユ鍋』を作りました。

 

 

 

 

白菜と豚肉をお鍋いっぱいに敷き詰め、

 

 

 

 

あとは、アンコールくんにおまかせ♪

 

 

 

 

白菜と豚肉に火が通り、グツグツなってきたら、

仕上げに『わ』の家のTさまから頂いた長ねぎさんを散りばめて、

完成です♪

 

 

この写真をみた洋子、

「あ~・・・ お花の形のにんじんもあったらよかったね~。。

今から付けれる?」と。

 

 

 

つけれません!笑

 

 

 

メニューは、

白菜と豚肉のミルフィーユ鍋、さばの味噌煮、イイダコの煮つけ、

だし巻きたまごです。

 

 

白菜と豚肉のミルフィーユ鍋は、軽く味付けしてあるので、

お塩をすこし振って頂いたり、

ポン酢や、大根おろしと一緒にいただきました。

 

 

そうなると、やっぱり欲しくなっちゃいますよね、(笑)

 

 

おいしくいただきました。

 

ごちそうさまでした。

 


2013年2月22日 13:29  CATEGORY : 我が家のアンコールくん 火のある生活 薪ストーブクッキング  COMMENTS : (0) - TRACKBACKS : (0)

わたしのひそかな楽しみ。

 

それは、一日のおわりに

R&Kさんのお気に入り『ジェットストリーム』を

聴きながら、薪ストーブの焔を眺めること。

 

 

今夜は、みなさまにも味わっていただきたく、

動画に撮ってみましたので

よかったら、ぜひ就寝前にどうぞ。

 

 

 

 

 

お次は、ボスのリクエスト。

アンドレ・ギャニオンの『めぐり逢い』

 

 

 
それでは、みなさま良い夢を・・☆

 

 

おやすみなさい。

 


五寸柱 磨き作業

本日も竹本建設では、

『わ』の家のバーナー焼きされた五寸柱たちの

磨き込み作業が行われました。

 

 

 

 

今日は、棟梁の三女 治加も初参加♪

みんなと一緒に真っ黒になりながら、

黙々と磨き込み作業を行いました。

 

 

 

 

 

そして、今日の感想は・・

「磨き作業も楽しかったし、

作業後のお風呂もめっちゃ気持ちよかったし、

煤でお肌スベスベ~♡」と大喜びでした(*^^)

 

 

汗と煤でとろっとろに汚れたあとの

お風呂の気持ち良さを知った三女なのでした(*^^)

 


基礎工事と井戸掘り工事

最長15mの一本木を使って建てる、

現在、進行中の『わ』の家(松山市)。

 

 

 

当社作業場での、木材の刻み&バーナー焼き作業に並行して、

現場では、基礎工事と井戸掘り工事が行われています。

 

 

基礎は、布基礎です。

 

 

 

コンクリートで家の床下をすべて覆うのではなく、

ところどころに土の部分をつくって

地気を遮らないように、

そして、

そうすることで心配される地面からの湿気や虫を防ぐために、

調湿・防虫・脱臭効果のある「竹炭」を敷いていきます。

 

「ほんとに大きなお家やね~!!」と驚きながら、

丁寧に基礎工事を進めてくれている、大西土砂さん。

 

 

 

 

 

そして、井戸掘り工事。

 

 

 

この辺りは、鉄分がとても多いので、

鉄分の少ない、地下深くまで丁寧に掘り進められています。

 

 


2013年2月19日 23:50  CATEGORY : 『わ』の家(松山市T邸)  COMMENTS : (2) - TRACKBACKS : (0)
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